病気のオンパレードが健康に(HTさん)

 

自分を認め、己を知る第一歩

                               20203

〜恭子先生の本に出会い、お教室に通うまで〜

物心がついた頃から、便秘症で一週間から10日排便がないのが当たり前の生活でした。

以前、母親に確認すると3歳頃から便秘しているとの事です。

11歳頃から祖母のすすめで、センナ茶や下剤を内服し、腹痛が酷く下痢になるという苦しい思いをしながら排出していましたが、腹痛と下痢が辛く飲まないでいると便秘になるというのを繰り返していました。

幼少期の写真を見ると4歳頃から太り始め、食卓には必ずお菓子と菓子パンとコーラが置かれている生活でした。

また、先天性で腎臓の左右の大きさが違い、右の腎臓が萎縮し左の腎臓が肥大していますが

腎臓機能に問題、異常はありません。

腎臓が、原因かわかりませんが、浮腫みやすい体質で、201610月から3カ月から半年に一回のペースで腎盂腎炎にかかるようになりました。

疲れやすく高校を卒業するまで、学校から帰宅すると昼寝をするが必須でした。休息を取らずに友人と遊んだ二日後には、風邪や扁桃腺を腫らし高熱が出るような状態でした。

 

短大生の頃から、生理痛が酷く、異常な眠気と立っていられない程の腹痛に悩まされ

短大の卒業で、必要なレポートを高熱が出て、提出が出来ずに

2単位足りず留年するという苦い経験しました。

幼少期から、他の人と比べてしまいがちでしたが、この頃からより自分は他の人より劣っていると感じるようになりました。

 

社会人になり、一人暮らしになると、

便秘、肥満、風邪を引きやすい、扁桃腺が腫れやすい、疲れやすい、生理痛が重いに加えて

花粉症、アトピー、喘息、頭痛、胃痛、腎盂腎炎も出てきました。

また、ストレスもあり、甘いお菓子を毎日食べていました。

多い時で、一日、ケーキ3個、チョコ1箱、ポテトチップス1袋、甘いミルクティーを飲むのを平気でしていました。

この時の食事は、外食(ジョナサン、ガスト、吉野家、大戸屋、マクドナルド、焼肉、しゃぶしゃぶ、食べ放題)コンビニ弁当、サンドイッチ、カップ麺が多く

自炊する時は、カレー、焼きそば、パスタ、チャーハン、調子がいい時は、煮物、餃子、酢豚、天ぷらを作っていました。

そういう生活でしたので、一番太っている時で98sになり

慌てて、ダイエットしました。

りんごダイエット、キャベツダイエット、にがりを飲む、炭水化物抜きダイエット、糖質制限

です。それらのダイエットで85sなりました。それ以上の体重減少はなく過ぎていきます。

 

201010月に結婚しましたが、201612月に、離婚しました。6年間の結婚生活が終わりました。

精神的ダメージを抱えながら、20165月より、フロアのサブリーダーを任されていた事もあり、日々の仕事に力を入れ、生活していました。

20177月、めまい、倦怠感、吐き気、気分不快、温度変化に弱いという症状が出て来て

大学病院で検査入院するも副腎機能が低下しているとの話あるも原因不明。

便秘が改善すれば、調子が良くなると思い漢方薬専門の病院へ行き、漢方薬三種類を処方され服用する。腹痛あるもゆるい排便が多くありました。(その為、恭子先生のお教室通うまでの22ヶ月服用していました。)

それでも、めまい、倦怠感、吐き気、気分不快、温度変化に弱いが改善されない為、めまい外来の病院へ受診、良性発作頭位めまい症と診断されました。

その時、医師に「この病気は、たいしたことはない。毎日体操して、速歩して、動いていれば

めまいは治る。ただ、あなたこのまま太っていると病気のオンパレードになるよ」と言われました。

衝撃を受けました。今でも辛いのに、もっと辛い運命を宣告された気分でした。

そこの病院の控室には、糖尿病患者さんの本や腎臓透析の資料があり

このままでは、透析を受け、糖尿病になり、数えきれない病気を抱えて生きて行く運命だと思いました。

その時、病院に付き添ってくれた友人、今では、一緒に暮らす恋人に相談しました。

 

良さそうな食事の本を読んで実践し、半年をかけて寝たきりになっていたのが

働けるようになりました。めまい等の症状が、なくなりましたが

健康には、ほど遠いものがありました。

20188月一緒に暮らすパートナーと「死ぬまで美味しく食べよう」と大きな目標立て

甘い飲み物は一切飲まない。パン、牛乳を控える。食品を購入する時は成分表を見ると具体的にやり始めました。

 

20196月玄米カフェのお店で一冊の本に運命的に出会います。

その本が、岡田恭子先生の『食べ物を変えると、からだも、運命もかわります。』です。

パートナーが、「これだ!間違いない!これを、やっていこう!」と言い

私も恭子先生の本を読むに連れ、出来るか不安になりながらもやってみたくなりました。

何より、私に響いたのはタイトルの『運命』の文字です。

 

20197月末、運命を変えようとパートナーに相談し運命を変える覚悟を決め

お教室に申込をしました。

結婚、離婚の経験を経て、お教室の申し込みをする前に体重は10s減量し75sになっていました。

 

お教室通う1カ月程前、気を付けていたのですが腎盂腎炎にかかりました。

症状としては、高熱・背中痛(仰向けで寝られない程の背中の痛み)・血尿・排尿痛(排尿時に焼けつくような痛み)・頻尿です。

恭子注:
これは大変な病気です。
本当につらい思いをなさいましたね。

血液検査をすると、CRPの数値が、基準値0.2以下に対して17.38でした。

医師より、「数値が、10以上だと入院レベルです。どうしますか?」と聞かれたので

入院はせず、毎日通院することにしました。体温38℃を超える中の通院でしたので、正直厳しい時もありましたが、恭子先生の本に救われました。

まず、食べたくない時は食べない。三日間絶食しました。水分のみです。水分は、何を飲んだらいいのかわからなかったので、三年番茶を飲んでいました。

四日目に、解熱剤なくても37.5℃以上に上がらなくなり食事を少しずつ摂るようになりました。

完治するまでに、二週間かかりました。この二週間は、甘い食べ物を摂らないように注意しました。以前は、体調が悪くなると、そばやうどんを食べていましたが、つゆが甘いからと思い食べませんでした。

お教室通う4日前、咳が止まらなくなり病院へ受診しました。気管支炎の一歩手前と診断されました。抗生剤、咳止めシロップなどの薬を処方されました。

甘いものを控え、咳が治まったので、お教室に無事に通い始めました。

 

 

〜お教室に通いはじめて〜

不安と緊張でいっぱいでした。みんなについていけるだろうか?恐い人ばかりだったらどうしょう。

と思いながらも、私は便秘を治したい!痩せたい!運命を変えたい!と初日を迎えました。

 

お教室に行って、びっくりしました。本で読んでいたけど、本当に民家でお教室を開いているのだという事、秋なのに寒いという事、恭子先生が想像以上にお元気でお若いと言う事(お世辞ではないです)以前、虚弱体質だったとは、とても見えませんでした。


恭子注:
はい、寒い家です。
暖房で私たちの身体を過保護にしないことです。
そのかわり、厚着をするのです。

 

初日に面談をして頂きました。

恭子先生に症状を話すと「必ず良くなりますよ」の一言にびっくりしました

漢方薬(下剤)と咳止めを止めて、抗生剤のみ内服してみましょうとの話になり

心配でしたが、やってみることにしました。

そして、「一週間、黒豆玄米とけんちん汁のみ。他は食べないで。黒豆玄米とけんちん汁なら沢山食べてもかまわないわよ」と先生は仰いました。


恭子注:
「岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室」日東書院
の最初の、玄米とけんちん汁です。
これが、私が思う以上に、皆さんの身体を大改善してくれる、半断食、に値する魔法のメニューなのです。

私は、「やります。」となかなか言えずにいました。何故なら、私には、出来ないと思っていたからです。もっと、言いますと、恭子先生をはじめお教室に通う受講生の皆さんに出来ない人と思われるのが嫌でした。人からどう見られるか、どう思われるかを気にしていたのだと

最近気付きました。

恭子先生の「パートナーさんも一緒に出来るといいわね」の言葉を

パートナーに伝えると「一人だと孤独になるから、一緒にやろう」と言ってくれました。

二人で同じ食事が出来るという事は、本当に有難いです。本当に感謝です。

恭子注:
この方は、運がいいので、こんな優しいパートナーにも出会うのです。

恭子先生の熱意に、後押しされ「一週間、黒豆玄米とけんちん汁のみ」を実践しました

 


恭子注:
すごい、すごい!
何にもできないと、劣等感と自己否定の強かった彼女が、一歩踏み出しましたね。
奇跡ですよ。
自分でやったことですよ。

*黒豆玄米とけんちん汁のみを開始して

三日目の朝、出勤してすぐに大きな便りがありました。バナナ2本、腹痛もなくス〜と出てきました。感動です。違和感なく、自然と排出されたことに感動しました。

四日目、大きな便りなし。

五日目、バナナ3本の大きな便りがありました。

続けていくと、ある事に気付きました。

一口100回噛む事、歩いて通勤する事が出来た翌日は、大きな便りがあるという事がわかってきました

 

*好転反応?!

10月中旬頃から、

頭皮が痒くて痛くなり、グチュグチュになる。(吹き出物)

・腰・お腹に蕁麻疹

が出るようになりました。その内、治ると思いながら、やっていました。11月になると気が付いたら治まっていました。

 

〜お教室に通う前と後〜

 

*お教室通う前

食事

~自炊~

・三分づき米

・味噌汁(小松菜と油揚げ)

・切り干し大根

・つけもの

 

昼(弁当持参)

・三分づき米

・梅干し

・なめ茸

・だし巻き卵

・厚揚げの煮物

・ミニトマト

 

・三分づき米

・大根の味噌汁

・野菜炒めor鶏の唐揚げor鰆の塩?焼き

・ほうれん草のお浸し

 

〈外食〉

お蕎麦屋さん、定食屋さん(からあげ定食)、パスタ(クリームパスタ)、ラーメン屋さん

 

*お教室に通いはじめて

〈自炊〉

 

・梅生番茶

 

昼(弁当持参)

・黒豆玄米

・けんちん汁

・ひじき蓮根orきんぴらor小豆かぼちゃ

・五目豆

 

・黒豆玄米

・けんちん汁or味噌汁

・ロールキャベツorレンコンハンバーグor焼き油揚げor納豆

・大根おろし

 

 

寝る前

友人と会った日は、梅生番茶を飲む。

(普段飲まない食べないものを摂取するためか、夜間トイレ頻回になる為)

 

〈外食〉

~基本~

すき家or松屋で、ご飯大盛・味噌汁・納豆、大根おろし

権兵衛の玄米おにぎり


恭子注:
とても良い選択です。

~時々~

イタリアン パスタ(野菜のみ使用のトマトソース・あさりのボンゴレビアンコ)

 

外食が続いたり、食べ過ぎたり、疲れすぎた時は、玄米クリームを食べて調整するようになりました。



不調の時、何を食べればいいか、が自分で分かってきましたね。
素晴らしいです。

 

*お教室通う前

症状

・肥満(体重75.3s)

・腹痛

・胃痛

・頭痛

・背中痛

・すぐに風邪を引く

・腎盂腎炎にかかる

・花粉症(毎年1月中旬より薬を服用する。薬を飲まないと鼻血が止まらなくなる。目が痒くなり、目の周りがかぶれて腫れる。喉が痛くなると、扁桃炎のようになり喉が白くなる。高熱を出す。)

恭子注:
私も弱かった時代、扁桃腺をよくやりました。

・蕁麻疹(アトピー)

・肌がくすんでいる

・寝つきが悪い・なかなか眠れない

・疲れやすい・寝ても疲れが取れない

・夜間、トイレ頻尿(毎夜、3~5回)

・便秘(漢方薬使用)

 

*お教室に通いはじめて

・肥満(現時点で体重63.4s)←健診で、ずっとC判定でしたがB判定になりました。

恭子注:
すごい!
ダイエット成功者!
意志が強い人ですね!

・腹痛・胃痛・頭痛なくなりました。

・背中痛 時々、起床時にあります。

・風邪、腎盂腎炎にかかってないです。

・花粉症  目に痒みあるも市販の点眼薬ですぐに治まる。今年は、まだ通院せずいつもの強い花粉症の薬は内服していないです。

・蕁麻疹(アトピー) 11月から皮膚の痒み痛みはないです。

・肌のくすみ 自分ではわかりませんが、肌がキレイになったと言われる事が多くなりました。

・布団に入るとすぐに眠れるようになりました。空から落ちる夢など怖い夢をみなくなりました。

・疲れにくくなり、疲れても寝れば、疲れが取れるようになりました。

・夜間のトイレ(0~1回)

・便秘 (漢方薬一度も内服していないです) 食事、適度に身体を動かしているか、一口100回噛んでいるか等に影響されて、大きなお便りがある時とない時があります。ですが、以前に比べて気持ちが楽になりました。漢方薬を服用している時は、腹痛もあり。心も身体もきつかったです。何で、他の人は普通にあるのに、私はないのだろうとばかり考えていました。今は、前向きになり、昨日ゆっくり食べていなかったから、100回噛んで食べようとか散歩しようとか考える方向が変わってきました。外食したから、甘い物を食べたから、大きなお便りが来ないと自分を責めるのではなく、今やれる事を考えようと思うようになったのが大きな変化だと思います。

 


恭子注:
これこそが、私が皆さんにしてほしいことなのです。
自分を責めるのではなく、前に出る、次行こう、とプラス思考になることです。

〜恭子先生の教えの中で〜

私が心に残ったのは

「たんぽぽは、たんぽぽでいい バラは、バラでいい スズランは、スズランいい

恭子注:
この方は、スズランのような方なのです。

 自分の花を咲かせること」

「自己否定をしない」

「人から見てではなく、神から見てどう生きるか」

「人の姿に生まれて来た事に感謝」

「器を超えない」

があります。

 

小さい頃から、他の人と比べる事が多く、出来ていない事ばかり気になっていました。

だからこそ、優しいと思われたい、気が利くと思われたい、頭が悪いと思われたくないと無意識に考えていたと思います。

私は、両親に愛されていると実感したことはありません。無視され一人ぼっちの幼少期でした。

劣っている部分を見せると、人は離れていくと思い込んでいるのだと気付きました。

弱い自分、出来ない自分を愛してくれる人がいるという事を今回知りました。

弱い自分、出来ない自分は、恥ずかしいことではないと思えるようになりました。

弱く出来ない自分を認めつつあります。

己を知る一歩を踏めたことに感謝しています。

 

 

〜最後に〜

恭子先生、受講生の皆様に感謝申し上げます。

優しく、あたたかい言葉をかけて下さりありがとうございます。

今まで続けて来られたのも、これからも続けていけるのも恭子先生をはじめ、皆様のおかげです。

恭子先生の厳しくも優しい愛を感じております。

受講生の皆様の言葉、姿勢が私も頑張ろうという気持ちにさせてくれます。

恭子先生、受講生の皆様、これからも宜しくお願い致します。


 恭子から一言
 涙して、読ませていただきました。

自分に自信のない、方でした。

でも、このレポートを書くにあたっても、自分をかばわず等身大の自分を具体的に書いてくれました。
なかなかできることではありません。

そして、自分のことを書くことによって、これを読んだ人が参考にして自分も元気になろうと思ってくれたらいい、と思ってレポートしました。
これこそが、この方のやさしさ、ひとへの気配り、「ひとのお役に立つ自分の運命の花を咲かせる」ことの実践なのです。

することが遅い、と劣等感を持っていらっしゃいますが、遅い、というのは人間が劣っているのではありません。
遅い、という特徴、なのです。
その特徴を自覚して、ひとより、時間をかければいいのです。

こんな人を仕合せにするレポートを書く素晴らしい能力があるのですから、誇りを持ってください。
すてきなすてきな、大好きなTさんですよ。

この先も3歩進んで2歩下がる人生だと思いますが、一歩進んでいることを忘れないでください。